歩く時間を入れて始める

走る習慣が少ない人は、歩きと短いランを交互にする方法があります。連続して走れる距離を試すために、最初から全力を出す必要はありません。

英国NHSの「Couch to 5K」も、歩きとランを組み合わせる初心者向けの計画です。9週間・週3回を基本とし、ランの間に休養日を置きます。目標は最終的に30分走ること。この計画だけでHYROXへの準備がすべて整うわけではありません。

今の運動量から出発する

最近の運動、歩く時間、休める曜日を並べると、続けられる予定を考えやすくなります。すでに筋力練習をしている場合も、その疲れを含めてランの日を決めましょう。

厚生労働省の運動ガイドは、健康状態や体力の個人差に合わせ、強度や量を調整するよう示しています。走る速さ、走る時間、練習回数を一度に増やす計画は避け、今の負担を確かめながら進めます。

距離より先に残したい記録

編集部の記録例

記録すること振り返る問い
歩いた時間と走った時間同じ内容をもう一度できそうか
道の傾斜と路面坂や段差で負担が変わったか
終えた直後と翌日の感覚疲れや痛みが残ったか
前後の筋力練習ラン以外の負担が重なっていないか

速さだけを追うと、休む時間や他の練習の影響を見落としやすくなります。記録は短いメモで構いません。同じ条件で繰り返せたかを見ます。

予定を進めない日も決めておく

痛みや普段と違う不調が出たら、その日の運動を中止します。健康面に不安がある人は開始前に医療専門職へ相談してください。

予定を休んだ分を翌日にまとめて行う必要はありません。再開時には、直前に無理なくできた内容と、休んだ理由を確認しましょう。

走る練習をHYROXへつなげる

シングルスのランは合計8kmです。ただし、連続走と、種目を挟んだランでは条件が違います。ランの習慣ができた後は、各種目の動作と、その前後で走り方がどう変わるかを分けて確認します。

いきなり本番全体を再現せず、練習量は今の経験と大会までの期間に合わせて指導者と相談します。器具の練習とランを同じ日に詰め込みすぎないことも、予定を組むときの確認点です。

次に読む