ダンパーは空気量を変えるレバー

ダンパーは、フライホイールのカバーに付いたレバーです。数字を上げると内部へ入る空気が増え、次に引くときの感触が重くなります。Concept2は自転車のギアに例えて説明しています。

数字そのものが選手の運動強度を示すわけではありません。同じ位置でも、ハンドルを強く引いてフライホイールを速く回すほど抵抗が増します。

ドラッグファクターで機械の違いを見る

ドラッグファクターは、動作の間にフライホイールがどれだけ減速するかを表す値です。モニターはこの値と回転速度から仕事量を計算します。

同じダンパー位置でも、空気の状態や機械の汚れなどでドラッグファクターが変わります。「前のジムでも6だった」という情報だけでは、同じ感触だったとは言い切れません。

大会の初期設定は競技中も固定なのか

固定ではありません。26/27シングルスでは、スキーエルゴの初期位置は6、ローイングは6です。選手は必要に応じて調整できます。

ダブルスでも設定変更は認められますが、操作できるのは作業中の選手です。休憩中の相方が調整したり、ハンドルを直接手渡したりすることはできません。

設定を比べるときは距離と動作をそろえる

編集部の記録例

記録項目見比べる理由
機械の種類スキーエルゴとローイングを混ぜない
ダンパー位置・ドラッグファクターレバーの数字と機械の状態を残す
距離・時間・動作の回数同じ課題で比べる
終盤の感覚とフォーム速さだけで選ばない

一度に設定と距離と引くリズムを変えると、違いの理由が分かりにくくなります。まず同じ機械と距離で比べ、変えた項目を記録しましょう。

短い試行で速かった設定が、レース中の疲れた状態でも合うとは限りません。練習後の記録には、終盤に動作を保てたかも残します。

当日は使う機械と表示を確かめる

練習時の設定はメモしておき、割り当てられた機械でレバー位置とモニターを確認します。競技中に設定を変える場合も、各種目の動作基準と完了確認を省略できるわけではありません。

最大の数字を選ぶことが目的ではありません。自分が同じ動きを続けやすいかを確かめて使います。

次に読む

出典と確認日

確認日:2026-09-26。LOADOUT8はの解説サイトです。